連載第十四回
「各論:有価証券報告書」


第1問

有価証券報告書の連結株主資本等変動計算書関係の注記に関して、適切と思われる選択肢を1つ選びなさい。

選択肢1
 発行済株式に関する注記において開示される発行済株式数には、連結子会社の発行済株式の
数も加える必要がある。
選択肢2
 有価証券報告書で、当連結会計年度末の発行済株式数が開示されるのは、連結株主資本等変動
計算書関係の注記においてのみである。
選択肢3
 新株予約権の目的となる株式の種類や数については、当該新株予約権がストック・オプション
として付与されている場合には、記載が不要とされている。
選択肢4
 配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものについては、当連結会計年度の配当に関する注
記において開示されない。


第2問

次のa~dのうち、有価証券報告書の連結キャッシュ・フロー計算書関係の注記において開示が必要となる事項の個数を、選択肢1~4の中から選びなさい。
a.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
b.株式の取得により新たに連結子会社となった会社がある場合には、当該会社の資産及び負
債の主な内訳
c. 現金及び現金同等物を対価とする事業の譲受け若しくは譲渡又は合併等を行った場合に
は、当該事業の譲受け若しくは譲渡又は合併等により増加又は減少した資産及び負債の主な
内訳
d.非資金取引である減価償却や引当金繰入・戻入の内容


選択肢1
 1個
選択肢2
 2個
選択肢3
 3個
選択肢4
 4個


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