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合格者の声

一般事業会社 経理部勤務
H.T.様(Advancedに合格)


―――財務報告実務検定を受験したきっかけについて教えてください。

専門学校でテキストを拝見したのがそもそものきっかけです。
2年前まで上場企業におりましたが、現在非上場の企業(上場企業のグループ企業)におり、開示業務から離れております。
そこで、知識の掘り起こしを考え、勉強を始めました。そして、せっかく勉強したので、その確認として受験しました。


―――財務報告(ディスクロージャー)の実務経験の内容について教えてください。

新興市場に上場している企業において3年間経理主担当を務めており、有報、短信の大部分の作成を担当しておりました。
また、単体決算及び連結決算の取りまとめ、及び監査法人対応など財務報告に関連する主要業務を担当しました。
(但し、定性的情報部分については、数値の記載は経理ゆえ行ないましたが、基本文章の作成は経営企画で行なうためあまりやっていません)
よって財務報告実務検定の勉強が、実務の復習になり、非常に身になりました。


―――財務報告実務検定の受験にあたり、どのような準備をしましたか?

某専門学校に通いました。
理由は勉強のペースをつかみたかったことと、きっちり復習をしたかったことです。
また、練習問題がなかったので、練習問題が欲しかったことです。
練習問題等をしたことにより、知った気になっていたところが多かったことが分かって良かったです。
ちょうど授業が終わりそうなタイミングで、試験の予約を2週間後に入れました(いつでも受験できるCBT試験なので、逆に勢いが必要でした)。

―――財務報告実務検定を受験してよかったことは何ですか?

主に4点あります。
1.advancedの資格を得ることができたことです。
特に私は資格をあまりもっていないので、今まで経理としての経験のみでやってきました。
一応、力はついているのかな、と少し自信になりました。

2.なんと言っても開示業務の再確認ができたことです。
知った気になるのが最も怖いので、勉強をきっかけに経理として少しレベルアップが図れた感じがします。

3.これからの話になりますが、会員になることによって情報を仕入れることができることです。
開示業務の知識は毎年更新されるので、その情報をキャッチアップすることが非常に重要と考えております。
よって会員になり、会員専用ページを有効活用することにより知識の更新を図りたいと思います。
特に、IFRSの任意適用も始まったことから、その辺りの情報も収集しておきたきたいと考えております。

4.資格を維持するために継続研修を受けないといけないことが、逆に知識の劣化を強制的に防いでくれそうで良かったです。
(10年以上前にとった資格は完全に劣化しています。)


―――財務報告実務検定の社内での活用法について教えてください。

財務報告実務検定は上場企業向けの資格ではあると思いますが、上場企業のグループ企業においても非常に有効です。私は現在非上場企業におりますが、親会社が上場しているため、ある程度開示を意識した資料の準備をしております。その部分で、開示の仕組みを理解していたり、新たな情報のキャッチアップができていることは非常に有用です。

実際、上場企業のグループ企業ということで監査法人とやりとりする機会がありますが、その際には開示に関する知識や経験は大いに活用できており、きっちりとした対応が可能です(そこは監査法人からも褒めていただいております)。非上場企業ゆえに開示業務には直接関係はありませんが、開示の知識が日常業務、決算業務に役に立ち、相対的に決算の早期化や体制構築が可能になることは間違いありません。監査法人にとってはうれしくないことかも知れませんが、監査効率が上がれば、当然監査報酬を下げることもできるはずです。

現職は非上場でかつ小規模な企業(経理3名)なので、現在のところ社内での財務報告実務検定の積極的な活用は考えておりませんが、個々人のキャリアアップ及び知識習得の機会として、他のメンバーにも情報共有の上、将来的には勉強(受験)してもらいたいと考えております。特に開示業務は決算の最後の部分なので、経理が作成したものがどのように対外的資料として活用されるのかを知ることは、経理として大変有用であると考えております。


―――上記の他、何か追加でお話していただけることがあればお願いします。

他の方の合格体験記も拝見しましたが、意外と難しい試験であると思います。
でも自身の知識の棚卸には非常に良かったと感じました。
私自身経理畑が長いことから、ぜひとも経理の方に勉強していただくのが面白いかなと思っております。
どのように開示されるかを確認することにより、資料の作り方や資料の集め方が変わってきます。
それにより、あわただしい決算もある程度余裕をもって行なうことができると考えております。
特に人的リソースの少ない企業であれば尚更なのかなと思いました。
また、昨今粉飾決算の話題で財務報告書類に対する信用が下がっておりますが、その原因の一つには経理等の力不足もあると思っています。
今回、この勉強をふまえて、粉飾等により会社を破滅させることないように経理として精進したいと思います。
もし、経理等を現在されている方で、当該勉強(資格)に興味がありましたら、一度足を踏み入れてみてはいかがかでしょうか。
私は勢いで始めたのですが、非常に良かったです。
こちらをご覧になられた方の参考になれば幸いです。



◆財務報告実務検定試験に関するお問い合わせ先
財務報告実務検定事務局(日本IPO実務検定協会内)  担当者:事務局長 原田
お問い合わせはこちらまで
E-mail:info@zaimuhoukoku.jp

 


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