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 連結実務演習編 学習方法

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財務報告実務検定【連結実務演習編】は、標準レベル試験、上級レベル試験ともに、試験問題の大部分は公式テキストをベースに出題されます。したがって、公式テキストをしっかり勉強していただけば、合格の可能性は高まります。

標準レベル試験
まず、標準レベル試験の公式テキストは、第1編連結決算・基礎編、第2編連結決算・応用編、第3編連結決算・発展編、第4編連結決算・開示編の4部構成となっています。
本書は連結会計をまったく知らない初学者の方を前提としています。初学者の方は第1編第1章から順に読み進めて下さい。一方、ある程度連結会計の知識をお持ちの方は、興味のある部分から読み進めていただいて結構です。

「第1編連結決算・基礎編」では、連結のイロハからスタートし、投資と資本の相殺消去、のれん、非支配株主持分、商品売買取引の相殺、未実現損益の調整など実務では必ずといっていいほど出てくる頻出論点を取り扱っています。また、実務では必須知識となる連結パッケージの基本的解説を行っています。

「第2編連結決算・応用編」では、評価差額の取扱いや持分比率に増減が生じたケース、税効果会計の取扱いなどやや難易度の高い論点を取扱います。ただし、ここまでは経理マンとしては必須の知識となるでしょう。

「第3編連結決算・発展編」では、在外子会社の連結、包括利益を取扱います。両者は初学者の方には難易度の高い論点ですので、最初から完璧に理解しようとせず、何度か繰り返して学習しながら理解を深めるようにして下さい。

「第4編連結決算・開示編」では、開示の一般的な業務スケジュールや開示用財務諸表の作成に関する説明をしています。会計処理に関する知識のみでなく、開示業務も含めて理解することが実務上、極めて重要になるからです。また、経営指標に関する解説も最後に付け加えてあります。各指標の計算はもちろんのこと、意味を理解することで、開示資料の基本的な理解に繋げて下さい。

また、本書は理論的な説明にとどまらず、多数の「コラム」を設けています。こちらは、実務を行うに当たってポイントになる事項をまとめています。内容は「実務家向け」かつ「難易度がやや高め〜高め」ですので、初学者の方は一旦、読み飛ばして、本書を最後まで通読した上で、「コラム」に戻って、理解を深めていただいても結構です。

公式テキストには多数の問題(例題、演習問題)が盛り込まれており、それを解説する形の構成となっていますので、この1冊でインプットとアウトプットの両方をこなすことができます。ただし、単に解説を読むだけでは、スキルはなかなか身につきません。自ら能動的に頭と手を動かしてみて下さい。実際に筆記用具、電卓を用意し、手を動かして、問題を解くことが重要です。これにより本番のテストに合格するのみならず、基礎〜標準レベルの連結財務諸表の作成スキルを効率的に身につけることができます。

上級レベル試験
上級レベル試験の公式テキストにも多数の問題(例題、基礎演習問題、応用演習問題)が盛り込まれていますので、この1冊でインプットとアウトプットの両方をこなすことができます。基本的には、第1章から順に学習するようにしてください。ただし、「応用演習問題」には発展的な論点も含まれているため、初学者は応用演習問題を飛ばして一通り本書を読破してから、応用演習問題にチャレンジしていただいても結構です。

また、上級レベル試験の受験前には、模擬試験にチャレンジしていただくことを強くお勧めいたします。模擬試験及び解答・解説はこちらよりダウンロードすることができます。費用は一切かかりません。

なお、連結実務の知識、経験が浅く、独学に自信のない方には、資格の学校TACの財務報告実務検定受験対策講座の受講をお勧めしております。TACの講座は、公式テキストをベースに、問題演習を取り入れながら、短期間で効率的に連結実務の知識を習得できるよう設計されています。

資格の学校TAC

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◆財務報告実務検定試験に関するお問い合わせ先
財務報告実務検定事務局(日本IPO実務検定協会内)  担当者:事務局長 原田
お問い合わせはこちらまで
E-mail:info@zaimuhoukoku.jp

 

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